【あたしを取り巻く男たち】【あたしを取り巻く男たち】 2度目の離婚後、異性に困る事はなかったと思う いつも誰かがそばにいた 単純に飲みに行くだけの友達もいた 恋や離婚の相談にのることもあった あたしの相談を聞いてくれる人もいた 逆に身体だけの関係の人もいた 心だけを寄せる人もいた でも今思うと、やっぱり『不倫』が多かった 好きになった人はなぜか既婚者ばかり (世の奥様方からすれば殺されてもおかしくない存在) 多分、ファザコンだからだろうと思う 理想の父親像を男性の中に見つけようとするのかもしれない いつも、異性に困ることはなかったけど 多分、心はいつも隙間風が吹いていたと思う それにあたしの想いが『重荷』だと言われるのが怖かった だから男性と広く浅くしか付き合えなかったんだろうと思う 本当は男とか女とか関係なく 『人と人として』付き合いたいのに 『女』を武器にしないと近づけなくて でも『女』を武器にしても後には何も残らなくて 近づきたいのに近づけない 決して心は寄せられない そんな付き合いばかりしていたと思う 自分の身体を犠牲にして・・・・ |